世界でもトップクラスで綺麗な日本の水道水。世界では日本を含め12カ国、アジアではアラブ首長国連邦と日本の2カ国のみが水道水をそのまま飲むことができます。そんなきれいな日本での浄水器の普及率は55%もあり、年々増加傾向にあります。ではなぜ浄水器がこんなに普及しているのか、浄水器の仕組みと種類について紹介します。
そもそも浄水器とは
浄水器とは、水道水に含まれる不純物(残留塩素やトリハロメタン類など)をフィルターを通して取り除いて、より安全でおいしい水を作り出すためのものです。浄水器をつけることで、水道水独特のにおいや味、色などを改善することができます。浄水器は、飲料水、料理、入浴、洗濯など様々な場面で使用され、水質を向上させる役割を果たします。さらに浄水器を設置することで、水道水の残留塩素による湯船に浸かった際に感じるピリピリとした感覚を改善することができます。
家庭用浄水器の種類
浄水器の種類は大きく5つに分けられます。
- 蛇口直結型
- 水栓一体型
- アンダーシンク型
- ポット型
- セントラル
シンクを広く使いたい時は蛇口直結型・アンダーシンク型(ビルトイン型)・ポット型がおすすめです。特にアンダーシンク型はシンク下に設置するのでシンク上はかなりすっきりしますが、その分シンク下の収納スペースが狭くなります。
浄水器のメリットだけでなくデメリットを理解したうえで、ご自身のライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。